佐用高校で就職対策 本番さながらの模擬面接

 1ヶ月後の就職面接に向けて・・・兵庫県立佐用高等学校で就職を希望する生徒が8月24日と25日の2日間に分かれ、校内に外部講師を招き、本番さながらの模擬面接を行った。メディア教育協会NIEs2.0の福田浩三代表理事も面接官としてもその指導に参加した。

 同校で就職を希望する生徒は、2日間のうちのいずれかの模擬面接に参加した。1日あたりの参加人数は20名あまりであった。両日とも参加生徒は希望職種により5つの班に分かれ、班ごとに集団面接形式100分間のもぎ面接指導を受講した。その後10分間の休憩を挟み、面接官を変えてもう一度、100分間の面接指導を受講した。生徒は午前中、2回に渡る模擬面接による面接指導で、これまで学んだ面接における所作等の確認を行った。

「私が御社を希望した理由は・・・」緊張して言葉に詰まる生徒に対しては、「緊張して詰まったときこそチャンス、怖い顔にならずに笑顔で切り返すことで、逆に高評価となります」とアドバイスを行った。また、想定される質問内容に対し、用意した回答を思い出しながら答える生徒に対しては、「回答が棒読みにならないように、話の中にどの様に気持ちを表現するかが大事です」とアドバイスを行った。

 一生懸命質問に答える生徒の回答には、「一生懸命育てた鶏を、と畜して食べることで学んだ命の大切さ」や「子どもに希望を与えるランドセルを作って、喜びを与えたい」など、農業科学科・家政科を持つ特色ある同校ならではのものもみられた。

 「最近どの様なニュースが気になりましたか?」の問いに対しては、多くの生徒が熊本地震のことについて答えた。「新聞やニュースなどをしっかり見て、社会の出来事について気を向けておくようにして下さい」とアドバイスを行う福田代表理事、さらに質問にて生成AIについても触れ、旬の話題について考えておくことの重要性を語った。

 受講した生徒は、当日までに同行教師からの面接対策を複数回受講しており、すぐに入社面接を行っても安心な生徒が複数いたが、これからの残り時間での頑張りに期待する生徒もいるなど、その出来は様々であった。いずれにせよ、就職希望の生徒たちにとっては、普段接することのない外部講師による模擬面接形式の面接指導は、緊張を要する良き練習であったことは間違いない。(福田)