夏休みのイチオシニュースを紙面に 神戸・須磨図書館の親子新聞教室

 夏休みもあと10日ほど――。夏休みの思い出を新聞にまとめる教室が8月20日、神戸市須磨区中島町1の須磨区文化センターであり、幼稚園の年長~小学4年生4人とお母さんたち計7人が参加した。子どもたちがそれぞれの「イチオシの夏」を紙面化、見出しと写真で感動を伝えた。

 同センター内の市立須磨図書館が企画する恒例の「親子新聞教室」。元神戸新聞記者で、メディア教育協会NIEs2.0の三好正文理事が講師を務めた。

 子どもたちは紙面に貼りたい写真を何枚か持ち寄った。まず、トップニュースに付けたい写真を図書館の人に拡大コピーしてもらった。それもかなり大きく。なぜ? 写真は文字の100倍くらい中身が伝わるからだ。

記事を書くときの基本は5W1H。シートに各自のイチオシニュースの5W1Hを書いてもらった。「どのように楽しかったかを具体的に書くと、正確な記事になるよ」と伝えた。ディテール(細かいこと)を書くと、よい記事になる▽メインの見出しに一番言いたいことを書く▽トップニュースが大きく見えるよう工夫する――などもポイントとしてあげた。

 さあ、新聞づくり。子どもたちはA3用紙に写真を貼り、記事を書き、見出しを付けて、紙面を仕上げていった。みんな、見出しがすばらしい!

 神戸・須磨で海釣りを楽しんでいる小2男児は「つったよ、55cm」「たべたよ、なんばんづけ」「はじめてのいさき」(初めてイサキを釣った)の3連発、その弟で、宮古島(沖縄県)でお父さんとシュノーケルを体験した幼稚園の年長児は「あおいすいへいせん」、高千穂峡(宮崎県)でボートに乗った小4男児は「迫力10000点(まんてん)の夏」。

 地元のサッカークラブに所属している小1男児が、試合の写真のそばに置いた見出しは「ゴールをねらう〇〇〇〇(自分の名前)」。かっこいいぞ!

 お母さんたちに手伝ってもらいながら紙面を完成させ、おしまいに、それぞれ楽しかった思い出や頑張ったことを振り返りながら、新聞を紹介した。

                ◆

楽しかったんだろうな、うれしかったんだろうな、感動をみんなに伝えたいんだろうな――。子どもの思いがひしひしと伝わる紙面ができあがった。

何物にも代えがたい2026年夏の体験がすべて。それを新聞にすると記憶がリアルによみがえる。「新聞も捨てたもんじゃない」と感じた時間だった。(三好)

[写真説明]写真を貼って、記事を書いて、見出しを考えて――。新聞づくりが進む=神戸市須磨区中島町1